これは 桐華流 日本きもの指導者協会 の原点です
桐華流は「きもの着つけと作法」の指導体制を全国各地に整え、昭和50年(1975年)に創立しました。
伝統ある日本文化の継承と発展のため全国の支部・教室にて「着つけと作法」の指導を行っています。
桐華流 日本きもの指導者協会は、和装に関する有能かつ人間性豊かな指導者の育成をめざし、会員相互の幸福と親睦を深めることを目的としています。
会員は、知識・技術の研究と共に、美しい感性を磨き、日本の伝統ある「きもの」を愛し、その普及教育に努力し精神性を高め、各々の発展に努めます。
桐華流 日本きもの指導者協会は下記事業を行います。
名称 | 一般社団法人 桐華流日本きもの指導者協会 TOKA Japan Kimono Instructors' Institute |
---|---|
創立者 | 岩佐 佳子 |
会長 | 牧山 勝子 |
理事長 | 加藤 史子 |
設立 | 1975年11月 (昭和50年) |
本部所在地 | 〒164-0013 東京都中野区弥生町5-6-11 ヴォーグビル |
事業内容 |
|
沿革 | 桐華流のあゆみ (沿革) を見る |
カナダ・アメリカ・ノルウェー・オーストラリア・メキシコ・フランス 海外6ヶ国へ赴き、国際交流事業に参加しました。
また、国内でも外国人留学生に日本文化を紹介、語学留学生の祭典にもボランティア協力しました。
2005年5月、日本・ノルウェー国交樹立100周年記念事業に参加。オスロにて「きものショー」を実施しました。
2010年2月、日墨交流400周年記念事業に参加。メキシコシティーにて「きものショー」を実施しました。
2014年9月フランスで開催されたヨーロピアン・パッチワークミーティングに参加。ストラスブールにて「きものショー」を4回実施しました。
「心は形を求め、形は心を招く」と言われますが、「きものを着る」という所作はまさにこの言葉にぴったりと思われます。 「心のままに形が作られ、形が整えば又それらしい心がより添う」時には恐ろしいと思われるほどにその通りでございます。 私達が勉強しております「きものの着方、帯のむすび方」はとにかく形にとらわれやすく技術偏重になりやすいのですが、 本当の勉強はそれらの形を作り出すための心にあるのです。形や技術は、いわば単なる手段に過ぎません。
きものは男女を問わず意識する、しないにかかわらず日本人の心のふるさとです。
日本の気候風土と長い歴史の中の人々と共に生き続けてきた「きもの」は日本人の命であり、安らぎでもあると思います。
日本の女性は「きもの姿が一番美しい」とよく言われます。これは大変嬉しい言葉です。
それは日本の女性は「日本の女らしい心になったとき一番美しい」と言うことだと思います。
女性がきものを着る。女らしい心になれる。女らしい動きになる。そして美しい女性。
さて、女性が美しくなるために一番大切なことは「女らしい心」にあると言えるのではないでしょうか。 きものの着方、帯のむすび方を通して女らしい心を育てはぐくむことの出来る先生方が沢山誕生していただけるよう会員の方々と共に努力して参りたいと思います。 女らしい心を育てるために「五つの心」を作る努力をご一緒にいたしましょう。
長い歴史と四季折々の美しい風土に育まれてきた「きもの」の美しさは日本の自然美そのものと言われております。 直線裁ち、直線縫い、更に平面だたみの「きもの」は、世界に誇れる日本の素晴らしい伝統衣装であり、日本人を最も美しく輝かせてくれる衣装といえるでしょう。
美しいきもの姿の完成は「内に慈しみと感謝の心、外に、きれいな立居振舞」にあると云えます。
きもの着つけと帯むすびの学びを通して、美しい心をご一緒に育ててまいりましょう。
日本ヴォーグ社から出版された岩佐佳子の代表的な書籍をご紹介
普段のきものから晴れ着まで「自分で着る」「人に着つける」両方に分け、豊富な写真とイラストでわかりやすく説明。 作法の基本についても解説。本科課程(初級向け)
男子、女子の慶弔の礼装から普段のきもの、男袴、女袴など基本から豊富な写真をイラストで説明。 きものの知識、染と織の基礎知識の解説つき。師範科課程(上級向け)
「本科・師範科・七五三・ゆかたのテキスト・マナーの本」からのダイジェスト版。 きものを着る最低限必要な着つけと帯びむすびを写真とイラストで必ず着られるように解説。 知っているようで、案外知らない冠婚葬祭の常識も併せて掲載。
「帯むすび120集」を、その後の研究成果を踏まえてリメイクした本。 お太鼓・文庫・立て矢・自由・半幅・角帯のむすび方を豊富な写真とイラストで解説。後帯板の使い方も解説。
美しい立居振舞の中には必ず心くばりがあります。 訪問先での作法、食事(和洋食)、冠婚葬祭から手紙の書き方まで「あなた自身を美しくする立居振舞」の例を豊富な写真でわかりやすく解説。
お母さま、お祖母さまの手で「可愛い晴れ姿」の支度をしてみませんか? お宮参りから七五三まで「お祝い着」の着つけ方法を写真と詳しい説明でやさしく解説。
「折りたたんで形を整え、体にセットする」という新しい方法の帯むすびを写真とイラストで解説。 「たたむ帯」は帯が短くて諦めていた方にも好評です。 対丈(おはしょりを作らない)着つけ方法も掲載。
きものや帯を良く理解し、適切な着こなしをするための「染と織」の教本です。 上級向けのテキストですが、初心者でもきものに対する深く幅広い知識が得られます。